スキー・エアリアル知っているようで知らない!?平昌オリンピックの競技

スキー・エアリアル知っているようで知らない!?平昌オリンピックの競技

スーパージャンプで盛り上がろう!!

平昌オリンピックの競技・スキー・エアリアル

 

平昌オリンピックが近づくにつれ、各種目の知名度も上がりつつあるのですが、その中でも特にスキーやスノボーと行った競技は特に人気があります。

そこで、スキーの競技にあるエアリアルなのですが、ご存知でしょうか?

 

実際に聞いたことがあっても、詳しくは知らない、どういった競技なのか全く分からないという方もちょこっとイメージがつかめるとさらに楽しめるはず。

平昌オリンピックで注目されているエアリアルについて簡単にまとめてみました!

 

エアリアルは技の宝庫!?

 

エアリアルについて聞いたことがあっても、ジャンプ凄いな~だけでも十分な迫力で楽しめますが、さらにどうしてこちらの選手のほうがいいの?など分からないまま平昌オリンピックを見ていてもなんだかモヤモヤですよね。

そこで、エアリアルについて簡単にいうと、エアリアルとは、空中演技を競うスキーのフリースタイル競技の1つです。

長さ160cm程度のスキー板をはいて空中に飛び上がり、宙返りをして着地するまでの短い競技の事なのです。

 

スキージャンプのジャンプ台を小さくしたようなコースの踏み切り位置にキッカーと呼ばれる人工のジャンプ台を置いています。

そして、キッカーは3回転用のビッグキッカー、2回転用のミディアムキッカー、1回転用のスモールキッカーが用意されますが、着地はスキージャンプと異なりキッカーのすぐ後ろになるので、キッカーの奥は急斜面のランディングバーンとなっているのです。

 

また、着地の衝撃を和らげるため、ランディングバーンは人手でスコップによって深さ50cm程度掘り返されて柔らかい状態にされる為、選手の事を考えて設計されているのです。

しかし、全くスキーの経験がない人がエアリアルをしようと思ったら極めて危険で、まずはしっかりと練習をしたり、ウォータージャンプを行ってからエアリアルをすることが一般的になっているのです。

 

気になる採点方法は?

 

ではでは、このスキーのエアリアルの競技の採点方法はどのようにして行うのでしょうか。

それは、演技前に自己申告して、その演技に難易点がつくというものです。

そして、テイクオフ姿勢・ジャンプの高さ・空中姿勢、着地を5人のジャッジが採点し、最高点と最低点を除いた3人のジャッジの採点に技の難易点をかけた点数と、着地点を合計して1本の試技の得点とします。

 

当然、綺麗で美しい姿勢であればあるほど、点数が高いのですが、それだけではなく、高難易度の技を披露することも大切です。

また、空中では地上で背筋を伸ばして直立したような姿勢が求められ、厳しく採点されるため、油断することができません。

 

少しでも背中や膝が曲がっていたり、足が綺麗に揃っていなかった場合は減点されてしまうため、

フォームもしっかりと考えなければいけないです。

日々、高度な技を出すための練習が必要です!

 

エアリアルを見ている人にとってはすぐに終わってしまう競技ではありますが、

選手にとっては、相当の練習が必要になってくるのです。

筋力・柔軟性・バランスはもちろんの事、いかに多くの人を魅了することができるかがカギになってくるのでとても難しい競技である事がわかります。

 

また、いくら着地面も斜面である程度柔らかくしてあるからといって、絶対に安全というわけではないです。

常に怪我と隣り合わせとも言われているため、集中力が必要になってきます。

 

注目されている日本人選手は?

 

日本人の選手で注目されている選手は田原直哉選手、南隆徳選手、千葉隆人選手、五十嵐爽選手、五十嵐晴冬選手、碓氷衣織選手です。

どの選手も注目されているのですが、特に田原選手は競技年齢としては高齢で初五輪選出です。

 

その他にも5年程前より活躍していて若手有望株とも言われている千葉選手に期待をする声もとても多く上がっているのです。

 

まとめ

 

平昌オリンピックでは日本人選手が金メダルを獲るのではないだろうかという声が大きく、今から多くの人が盛り上がっているのですが、

それだけ平昌オリンピックは盛り上がっていて、日本人に対する期待も大きいです。

 

スキーのエアリアル競技ではどのような技が繰り出されるのか、誰がメダルを獲得するのか興味があります。

華麗な選手たちのジャンプを楽しみましょう!