平昌オリンピックこれはスゴイぞ!スノーボードビッグエア

これはスゴイぞ!平昌オリンピックのスノーボードのビッグエア
平昌オリンピックから新種目となったビッグエア競技について
とても注目されていて、多くの人が「見たい」と言っている競技なのですが、
このビッグエアについてはまだまだ浸透しておらず、ビッグエアについてあまりよくわからないという人が多いのです。
そこで、平昌オリンピックでより観戦が面白くするためにも、ビッグエアについてご紹介します!
Xゲームで注目のビッグエアがスゴイ!
ビッグエアについて聞いたこともなければ、全く知らないという人が多いのですが、
ビッグエアとは世界最高峰の賞金大会「Xゲームズ」の種目として北米の若者を中心に人気がある雪上スポーツです。
なんと、ジャンプ1つで演技競う競技となっていて、ビッグエアは、
ノルディックスキーのジャンプ台を一回り小さくしたような高さ30~40メートル、
斜度20度以上の台から飛び、空中で演技する種目です。
そのため、観戦している人にとってはとても分かりやすく、
そして迫力満点の競技としても知られています。
スキージャンプは飛距離と飛型点を競いますが、ビッグエアは空中で見せる回転技の難易度や完成度で争います。
ジャンプを一つ見せるだけなのにも関わらず、「縦4回転、横5回転」といった
大技を披露する選手もいたり、ショーとしての要素も強いため、多くの人を魅了している競技でもあります。
どのぐらいスゴイ競技なのか?
ビッグエアの説明をさせていただきましたが、
まだまだどのぐらい凄いのかイマイチピンと来ない人もいるのではないでしょうか。
ビッグエアの魅力はジャンプ1つで演技競います。
そのため、肝心のジャンプ台は、高さ33m斜度40度となっています。
この高さ33mは、マンションでいうと10階前後です❢❢
また、斜度40度は体感的にはほぼ直角となっていて、
そこから直滑降で滑って飛び出します。
スノーボード経験者でも、かじった程度のテクニックでは、
飛ぶどころかスタートラインに立つだけで足が震えるという人も多くいます。
もちろん、失敗をすれば怪我をするだけではなく、命を落とす可能性もあるのです。
そして、飛ぶ距離なのですが、目安として、高さ約6m、飛距離は36m以上飛びます。
渋谷のスクランブル交差点なら軽く飛び越えてセンター街に突っ込み、JRの在来線1車両も軽く飛び越えます。
とても飛距離が長いのが特徴です。
採点基準はどうするのか?
ここで気になるのが採点基準なのですが、まず予選が行われ、
上位10名が決勝に駒を進め、演技は1人3回、
点数が高かった2回の演技の合計得点が採用されるのですが、
得点対象となる2回の演技は、それぞれ別の技でなくてはいけないというルールがあります。
そして、ジャッジは6人で、最高点と最低点を除いた平均がその選手の得点となります。
採点の基準は技の難易度、技の完成度、着地、レギュラーかスイッチです。
注目されている日本人選手は?
そしてこのビッグエア競技で注目されている日本人選手は誰なのでしょうか。
それが金メダル候補の一人、岩渕麗楽選手です。
スノーボード・ビッグエアのW杯で3回目にバックサイド1080(3回転)を決め、
合計169・25点でW杯初優勝を飾ったことでも知られています。
直前の公式練習では1080で激しく転倒し、
顔面を強打して唇から出血したことでも心配する声が高かったのですが、
恐怖心に打ち勝って初優勝をもぎ取ったことから、金メダルを獲得するのではないかと言われているのです。
スノーボード ビッグエア放送時間
海外でもとても人気があるビッグエアが平昌オリンピックで見られるということで多くの人に注目されています。
2月23日( 金曜日 ) NHK 9:20~ スノーボード 女子ビッグエア 決勝
2月24日( 土曜日 ) NHK 9:50~ スノーボード男子ビッグエア 決勝
本番ではとても迫力満点の競技になるため、今から「待ち遠しい」という声が多く上がっています。
しかし、このビッグエアは本当に危険な競技でもあり、心配する声も多くあります。
無事成功することができるように応援しましょう。
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