銀行の合併社名変更で何が変わる。必要な手続きは?

銀行の合併社名変更で何が変わる。必要な手続きは?

2018年4月1日、社名変更する銀行がある。そのとき何が変わるのか。

 

銀行の合併社名変更で何が変わる。必要な手続きは?

 

今年も就職活動が解禁になりましたね。
バブル時代に非常に人気があった銀行・金融関係の仕事も、
昨今の大量リストラやAIにとって代わる仕事になるとのことで、近年はあまり人気のない業種になっているそうです。

 

先行きが見えないこそ銀行側としては生き残るため、最近はよく他社銀行と合併・統合することはよくあることですね。
その度に銀行の社名が変わってしまいますね。
今回注目したのは銀行の社名変更によって、私たちが行わなければいけないことや手続きについてみていこうと思います。

 

2018年4月1日、社名変更する銀行がある。

 

2018年4月に、3大メガバンクの1つである「三菱東京UFJ銀行」が「株式会社三菱UFJ銀行」に変更になります。

 

名前の変更理由は三菱UFJフィナンシャルグループの
主なグループ会社の名義を「三菱UFJ」に統一して、機能のコンセプトを明確化するためとのことです。
つまりは企業の経営戦略の1つに、名前変更することで会社側には都合がいいことなのでしょう。

 

そもそも三菱東京UFJ銀行とは

 

実はメガバンクの存在はあまりなじみがない方も多いかもしれません。
私自分も給与の振り込みなどはゆうちょ銀行を活用したりするので実はあまりなじみがありません笑。

 

そもそも三菱東京UFJ銀行は2006年に三菱東京銀行とUFJ銀行が合併した銀行で、3大メガバンクの1つに数えられています
メガバンクとは預金残高が莫大な都市銀行のことを指し、
残りの2つにはみずほフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループがあります。

 

私たち利用者が今後おこなわなければならないこと

 

そこで本題ですが、今回銀行の社名変更によって私たちが行わなければいけないことはなんでしょう。
1つ1つ事例を挙げてみていきましょう。

 

Q1金融機関コード、店名、店番に変更はあるのか
他に振り込みをする際に必ず入力これら3つに関しては、変更はありません。
なので今後もそのまま使えますね。

 

Q2通帳、キャッシュカード、クレジットカードもそのまま使えるのか?
イメージとして銀行名が変わってしまうと使用できなくなるように思えるこれらに関しても、問題なく使えるそうです。

 

Q3ATMは使用できるのか?
ATMも大きなメンテナンスで長時間使えなくなりそうに感じますが、こちらも問題ないそうです。
もちろんコンビニに隣接されているATMでも使用可能になります。

 

Q4公共料金の自動引き落としも変更手続きしなければいけないのか
こちらに関しても私たちが特別行わなければならないことはありません。

 

ここまで見ると何もしなくていいのではないかと思われますが、ここからは注意してみていきましょう。

 

Q52018年4月1日以降に他社から振り込みをする場合、どうするのか。
こちらに関しては新銀行名「三菱UFJ銀行」で振り込みを行いましょう。

ただし旧銀行名で振り込みを行った場合、6月29日までは新銀行名で自動処理されるので確認しておきましょう。

 

Q6給与や振り込みの受け取り口座として利用している場合は
口座を持つ本人が、銀行名を「三菱UFJ銀行」に振り込んで欲しいことを会社や振り込みを行うものに連絡しましょう。

こちらも6月29日までは旧銀行名でも自動処理されます。

 

つまり振り込みや口座の受け取りに使用している人は変更手続きを行わなければいけません。
一方で日ごろから利用する点では大きな変化はありません。


またもう1つ注意しなければならないことは電話を使った詐欺です。

銀行関係者と名乗り、個人のIDやパスワードを聞き出す詐欺が3月~5月は特にあるそうです。

自分は大丈夫と思っていても巧妙な手口に、新学期や新年度など新しいことが増え忙しさが増す季節こそ1番危険です。
被害者にならぬよう、常に警戒心を持つ心がけて口座にお給料が振り込まれたらいよいよ楽しいお花見の季節ですね。

準備万端。ステキな春をお迎えください。